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産業エネルギー事業
Industrial Energy Business
産業エネルギー事業の概要
豊通エネルギーはお客様の多様化するエネルギー需要にお応えする、トータルエネルギーサプライヤーです。
豊通エネルギーは、豊田通商グループのエネルギー総合商社として、お客様の多様化するエネルギー需要にお応えする、トータルエネルギーサプライヤーです。
従来より主力である石油製品の取扱いはもとより新エネルギー・新サービスの開発、提案力強化に取り組んでおります。
お客様の多様化するエネルギー需要のニーズにお応えするためあらゆる燃料の販売および安定供給体制の構築、情報提供を行い、またその最適ソリューションの提案を通じて、社会の発展と環境保護を同時に実現してまいります。
燃料油
お客様のエネルギーニーズに対し、安全・確実に安定供給をいたします。
豊通エネルギーはお客様のエネルギーニーズに対して安定供給を果たすべく、中京地区にはガソリンからC重油までを取り揃えた油槽所や全国各地の燃料油出荷基地からの供給体制を整えております。
また、名古屋油槽所内に集中受注センターを設置しております。

| 名古屋油槽所 | |
|---|---|
| 出荷時間 | AM5:00~PM4:00(月~土)、AM5:00~AM12:00(日祝) |
| ローリー積場 | 8レーン16車線 |
| 油種 | HG、RG、KE、GO、LSA |
| 着桟可能タンカーサイズ | 3000KL |
産業ガス(LPG&高圧ガス)
豊通エネルギーはお客様に最適な価格で産業ガスを安定供給いたします。
豊通エネルギーはお客様に産業ガス(LPG&高圧ガス)を最適な価格で安定供給いたします。
中京地区では内陸型充填基地国内トップレベルの東邦液化ガス(株)豊田充てん所を中心に供給体制を整えております。

幅広い取扱商品
【販売品目】
| LPG | プロパンガス、ブタンガス、ミックスガス、オートガス、フォークリフト用ガス |
|---|---|
| 主な用途 | 溶融、加熱、焼入れ、焼戻し、切断、乾燥等 |
【販売品目】
| 一般高圧 | 窒素、酸素、アルゴン、各種混合ガス、水素、アンモニア等 |
|---|---|
| 主な用途 | 溶接、溶断、半導体用キャリアガス、炉内パージ用等 |
多種の供給方式に対応
【供給方式】
- ●ローリー供給
- ●バルク供給
- ●シリンダー供給
多彩な提案ラインナップ
【提案内容】
- ●使用量に応じた荷姿、供給設備、機器類選定
- ●安全に、最適にご使用いただけるように、多種多様な供給設備・機器・器具提案
- ●お客様のニーズに合ったガス供給設備の設計・設置を一貫してご提供

LNG(Liquefied Natural Gas)
豊通エネルギーは天然ガスによるエネルギー・ベスト・ソリューションを各種ご提案いたします。
豊通エネルギー株式会社では、エネルギー・サービス・プロバイダー(ESP)を目指し、クリーンエネルギーの有効利用を推し進めるため、天然ガスによるエネルギー・ベスト・ソリューションを各種ご提案いたします。

LNGとは? LNGの特性(物理的特性)
天然ガス(気体)は、-162℃まで冷却すると体積が600分の1の液体に変わります。
この液体に変わった天然ガスを液化天然ガス(LNG)といいます。天然ガスを液化し、体積を小さくすることで、輸送・貯蔵効率のアップが可能となります。
【例えば】サッカーボール4個分の天然ガスがゴルフボール1個分のLNGに。

LNGの特性(比重)
天然ガスは空気より軽いため、万一ガス漏れが発生した場合でも、
地上に滞留せず大気中に放散され安全です。
| 成分 | 組成 | |
|---|---|---|
| メタン | CH4 | 90% |
| エタン | C2H6 | 5.8% |
| プロパン | C3H8 | 2.9% |
| ブタン | C4H10 | 1.2% |
| ペンタン | C5H12 | 0.1% |
| 合計 | 100% | |
LNGの特性(環境特性)
天然ガスの大部分は、色も臭いもないメタンガスです。
燃焼時に出るCO2の量が、石油・石炭と比較してとても少ないのが特徴です。
また、光化学スモッグの原因となる窒素酸化物(NOx)の発生も少なく、喘息や酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)はまったく出ない、環境負荷の少ないエネルギーです。
【図参照】
出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」
| 二酸化炭素(CO2) | 窒素酸化物(NOX) | 硫黄酸化物(SOX) | |
|---|---|---|---|
| 天然ガス | 60 | 40 | 0 |
| 石油 | 80 | 70 | 70 |
| 石炭 | 100 | 100 | 100 |
注:石炭を100とした場合
機器・設備
豊通エネルギーは保安機器販売・工事・ガス及び燃料設備工事・検査・メンテナンス業務を行っています。
長年のプラントエンジニアリングのノウハウによって、お客様サイドに立ったガス及び燃料設備の設計から工事、メンテナンスのご提案を実施。豊通エネルギーならではのエンジニアリング機能でガス及び燃料設備の安全性を配慮した継続的な安定操業をサポートします。
機器・設備検査・工事
1.保安機器販売・工事・メンテナンス業務
主な取扱い商品:①ガス漏れ警報器②地震計③漏液センサ④分析計等
主な客先:トヨタ関連企業様


2.ガス及び燃料設備工事・検査・メンテナンス業務
主な取扱い商品:①高圧ガス設備、各燃料設備
主な客先:トヨタ関連企業様 その他燃料販売先


省エネ提案事業
豊通エネルギーはエネルギー総合商社として、工場設備の省エネ化及び最適なエネルギーのご提案が可能です。
【光熱費削減をトータルサポート】
工場設備の使用最適化に向けて、検討段階から導入・運用・保守まで一貫したサービスを提供いたします。省エネ化に向けた設備更新や燃料転換をご検討の際は、ぜひご相談ください。

1.イニシャルコスト削減
省エネ化に向けた設備更新や燃料転換をご検討の際、一定の条件を満たすことで、公的な補助金の獲得を目指す ことができます。またリースを活用することで、初期投資の大幅な削減を実現できます。
2.ランニングコスト削減
既存の設備から、高効率設備に更新することにより、ランニングコストの削減が実現できます。設備更新における使用エネルギー低減率の算出はもちろん、実際の更新事例を通じて、具体的な効果を示すことが可能です。
3.排出エネルギーの有効活用
工場設備における排出エネルギーを有効活用することにより、エネルギー使用量の大幅な削減が実現できます。
4.トラブルの未然防止
工場設備の経年劣化が進行すると、本来の性能が発揮できずトラブルの原因となります。豊通エネルギーでは、設備の導入後に定期的な保守点検を実施することにより、設備を正常な状態で保ち、トラブルを未然に防止します。
電気
豊通エネルギーはお客様が満足する「100%CNエネルギー」を供給いたします。
【再生可能エネルギーのワンストップソリューション】
お客様を先導する存在を目指し、現場に最適なCNソリューションを提案いたします。ご検討の際は、ぜひご相談ください。

1.オンサイト発電
お客様敷地内(建物屋根等)に、当社が太陽光発電設備を設置し、再エネ由来の電力を供給。発電余剰電力(蓄電池導入含む)活用の検討もさせていただきます。
2.オフサイト発電
お客様敷地外の発電所から再エネ由来の電力 and/or 環境価値を供給。実際に電力を供給するフィジカルPPAと環境価値のみを供給するバーチャルPPAを提案させていただきます。
3.環境価値
仲介事業者として非化石証書を供給。年4回開催されるオークションで証書価格が決定されます。
4.再エネ電力メニュー
お客様のご要望に合わせた割合の再エネメニューをご用意しております。
カーボンクレジット
豊通エネルギーはカーボンクレジット(ボランタリークレジット、J-クレジット等)を通じて、お客様のカーボンニュートラル取組へ貢献します。
豊通エネルギー株式会社では、削減し切れない燃料等からのGHG排出への対応としてカーボンクレジットをご提供しております。幅広いカーボンクレジットを取り扱っており、ボランタリークレジット(VCS、Gold Standard、ACR等)やJ-クレジット(省エネ、再エネ、森林等)等、お客様のニーズに合致したカーボンクレジットをご提案し、無効化代行まで行います。また、現在ご使用のエネルギー(LPG、灯油等)とJ-クレジットのセット販売も行っており、 CSR活動や省エネ法、温対法への報告等、お客様のカーボンニュートラル取組をお手伝いします。
バイオマス
豊通エネルギーはバイオマス燃料(PKS/ウッドペレット/国内材)供給を通じて、持続可能な社会の実現を目指します。
バイオマス発電は国内で、太陽光/水力に次ぐ再エネで3位の発電量実績を誇ります(2020年度:日本の発電電力量の2.9%がバイオマス発電による発電)
※設備容量は約5.6GW(原発約5基分)(2021年度)
日本政府の2030年度見通しにおいても、太陽光/水力に次ぐ3番目(風力と並ぶ)の位置づけであり、今後益々重要度が増している発電方法です。
※エネ庁資料(調達価格等算定委員会の論点案)より
(https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/078_01_00.pdf)
更にバイオマス発電は天候に左右されず安定的に発電が可能であり、再生可能エネルギーの中でも安定電源としての価値が非常に高い電源です。
しかし、燃料無しにバイオマス発電は発電を行う事ができません。
豊通エネルギーは森林認証制度及びCoC認証制度等の第三者認証制度(PEFC認証、FSC認証、GGL認証等)に基づき、合法性・持続可能性・トレーサビリティが確保されたバイオマス燃料(PKS・ウッドペレット・国内材)をお客様に供給する事により、バイオマス発電所の安定稼働に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。
また、当社はJIA(一般財団法人日本ガス機器検査協会)よりFITの対象となる木質バイオマス燃料販売業者として認定を受けています。
バイオマス燃料の輸入調達方針と取組
豊通エネルギーは豊田通商グループとして掲げる「サプライチェーン・サステナビリティ行動指針」の周知・実践に加え、「責任ある調達に関する考え方」に基づき、環境・社会への負の影響に配慮した調達を行うとともに、サプライチェーンマネジメントを強化します。また、デューデリジェンスを通じてリスクアセスメントと課題把握に努め、課題が確認された場合はサプライヤーとの対話を通じて改善に取り組んでいます。 サプライヤーと共に人権、労働環境、自然環境に配慮したサステナブルなサプライチェーンの構築に向けて取り組みを推進していきます。
上記に基づき、バイオマス燃料の調達に関しては、所在国のカントリーリスクの高さや各サプライヤーの状況等に応じて段階的な独自のデューデリジェンス(以下、取組内容)を実施することにより、流通経路等の把握及び合法性・持続可能性の確認を徹底しています。
※関連資料については5年間保管するものとし、監査などの必要に応じて開示しています
<取組内容>
①社内事前調査
②トレーサビリティアンケート調査
③現地詳細調査(訪問調査)
※調査で特定されたリスクに対して緩和措置が実行されない場合は、取引の見直しを検討することになります
<主な調査事項>
■原料の合法性・持続可能性
製品原料について合法性(伐採にあたって原木の生産される国又は地域における森林の法令に照らし手続きが適切になされているか)及び持続可能性(持続可能な森林経営が営まれている森林から産出されたものであるか)が確保されていることを確認します。合法性及び持続可能性が確保されていないことが確認された木材の取扱いは行いません。
■原料および製品の分別管理
原料の適切な分別管理、対策等の実施状況について確認します。
■適用される法規、ガイドラインとその遵守
対象となる国又は地域における関連法令・規制等の遵守状況について確認します。
■第三者認証の取得
第三者認証の遵守及び保有状況等を確認します。信頼できる第三者認証制度の拡大を支援し、認証取得した調達物の取扱いを促進します。
■人権、労働、環境および社会への配慮
伐採を通じた製品原料調達等の取組に起因するリスクや負の影響を確認し、リスク管理と軽減に努めます。
上記取組状況については、第三者機関であるJIA(一般財団法人日本ガス機器検査協会)を活用し、客観性を担保した年次監査を受けています。年次監査で得られた提言については改善に取り組み、合法性・持続可能性に準じたバイオマス燃料の調達に向けた取組の効果と信頼性向上に努めます。
※当社の監査結果は以下JIAのHP上にて公表しております
豊通グループのバイオマストレーディング

バイオディーゼル燃料
豊通エネルギーは、お客様の社員食堂やレストランから回収した廃食油を利用したバイオディーゼル燃料で、循環型カーボンニュートラルへの取組を行っております。

| 事業概要 | 燃料油 | 産業ガス |
| LNG | 機器・設備 | 省エネ提案事業 |
| 電気 | カーボンクレジット | バイオマス |